２００２／７／９～１４　　東北の渓を釣る

７／１２（金）

激しい雨が続いたが、増水はどうなっているだろうか？青森県の白神山地から直接日本海に流れ出す小河川の津○川に向かう。林道に入ってすぐの堰堤から川を覗くと濁りが入り、かなり増水している。川のほとりでコーヒーを飲んでいると、一台の車が上流へ上がっていった。車をしばらく走らせ適当なところで入渓するが、濁りと増水が激しくフライは無理のようだ。林道をしばらく進み、車止めまで到着すると、渓は二股になっている。丁度、先ほどの餌師２名が入渓しているところだ。話しかけると、茨城からきており、この周辺にかなり詳しいようだ。熊も多いようで、親切にも爆竹を鳴らしてくれ、少し分けてくれた。
彼らは右俣に入るので自分は左俣へ。少し奥にいくとかない魚影は濃くなるらしい。別れたすぐのポイントでイワナが連続して釣れる。さらに奥へ進むと、小滝が。良いポイントだが、魚は出なかった。先ほどたっぷりと熊のことを驚かされたので速くも撤退する。車に戻り周辺で釣ると型の良いヤマメが釣れる。この辺りはイワナだけと思っていたので、意外である。

出会った茨城の餌師

増水した流れから

次に、隣の入○川へと移動する。林道を車を走らせると渓とかなり離れてくる。適当なところから下降すると、まあまあのサイズが次々と・・。しばらくすると高巻きが出てきたので、下流へと移動して釣るが、サイズは少しおちるものの数はかなり出る。小さなポイントから尺イワナを釣ったのち、小さな薮沢へ入る。この沢も２４㎝前後がかなり入っている。１０匹程度釣って、この沢を後にする。

まあまあの数が出た

再度秋田県川に戻り、小さな沢に入る。やや濁りが入っているが魚はいるのだろうか？準備をしていると、岩手ナンバーのレンタカーがやってきた。神奈川からきたというFFである。毎年、この周辺にきているらしいが、この渓は初めてらしい。上流と下流に別れて入渓する。すぐに、小さな沢だが反応は良い。２０分程で２８㎝前後が３匹。神奈川県からきたFFは尺近いのを釣ったらしい。雨も降ってきたので納竿とする。夕方、近くの温泉に入りリフレッシュした後、秋田県のマタギ里、阿仁川へ向かう。
約２時間で到着し、道の駅の広場にテントを張り疲れをとる。

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