2002/7/9〜14  東北の渓を釣る

7/9〜10 7/11 7/12 7/13〜14

7/11(木)

台風6号が東北に近づいているらしい。岩手県、秋田県中央部はかなり雨が降っている。実は、「赤いやまめ」さんから紹介していただいた、田沢湖町在住の羽川さんと昨晩連絡を取り今日は田沢湖周辺の沢に同行する予定だったのだが、増水で釣りにならないらしい。

ということで、秋田市内でレンタカーを借り、一人で青森県境の白神山系の小河川へと向かう。昼頃、目的の水○川に到着する。この周辺は殆ど雨が降っていないようだ。この川の上流の峠を歩いて越えると、大イワナで有名な粕毛川に着くのだが・・実は密かにこのこの水系での釣りを考えていたのだ。せっかく来るのだからと・・。車で林道を上流に走り、適当なところで入渓する。しばらく反応ないが、ようやくチビイワナが。さっそく写真を撮ろうと魚を見ると、右目がない!奇形か?と思ったが、どうも以前釣り針でえぐれてしまったようだ。東北の渓で悲しい魚に出会ってしまい、写真を撮るのをためらったが、事実を直視しなくてはだめだ!バーブレスフックを使わないからこんなことになるのだろう。

さらに林道を奥へと進み、また竿を出すと、まあまあのサイズが顔を出してくれた。しかし、バレルことが多く首をひねる?。どうもヤマメの合わせになってしまい、食い込みが浅いようだ。しかし、しみついたタイミングはなかなか修正できない。さらに、林道を進むと、管理小屋がある。そこには、「世界遺産山系への立ち入り、釣りを禁ず」と粕毛川漁協名で書いてあった。世界遺産地域への立ち入りは禁止になっているのは知っていたのだが無視して入って大イワナを釣ることがどんな意味があるのだろう?自問自答を繰り返し、ここで引き返すことにした。


右目がない!バーブレスフックを使うべきだ!
ようやくまともなサイズが
ここから上流は立ち入り禁止である

次に、隣の小河川へと移動する。ここも地元の人がかなり入っているようだ。渓は樹木がかぶりロッドが振りにくい。東北でも薮沢倶楽部からは抜け出れないようだ(笑い)。しかし、釣果は芳しくない。小さな堰堤の下では魚が浮いているが、フライに全く反応しない。えらいスレ方である。しょうがなく、河口へと車を走らせ、遡上アメマスを狙って見る。ここは、昼間、おじさんが鮎を釣っていたところである。河口から約100メートル。#16パラシュートを投げると、チビヤマメが釣れる。しかし、チビのくせに幅がやたらとある。こいつらは、サクラマスになる魚なのだろうか?しかし、チビヤマメしか釣れず納竿とする。

しかし、今日はどこに泊まろうか?とりあえず、地図を見ると、青森県に入ったところに温泉がある。名前は「不老不死温泉」本当に効果のありそうな名前だ!車で約50分で到着する。休館の外の波打ち際に露天風呂があり、絶景である。早速写真を撮ってもらうと無情の雨!。屋内の風呂へと転身し、疲れた身体を休める。今日の宿はテントの予定だが、外は土砂降りが続いているので、とあるパーキングで車中泊とする


河口からヤマメが釣れる
生意気にも幅がある。サクラへと変身していくのだろうか?
不老不死温泉。ちょっとやばい?
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