2003/7/30〜8/4  黒部の渓を巡る Vol 1

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  今年も黒部に行くことになった。昨年は東北で釣りを楽しんだのだが、やっぱり夏の黒部の釣りは忘れられない。今回は2000年に同行したJB23さんに福岡県久留米市から初参加のひろきちさんを加えた3名での旅となった。

7/30 雨
  雨の中朝5時から登りはじめる。ひろきちさんは初めての黒部ということで気合いが入っている。今年は雪が多く、きつい登りにさしかかる標高1300m付近で早くも雪渓がでてくる。いつもなら綺麗な槍・穂高連山が望めるこのコースも、時折雨が厳しく降り視界は全くきかない。
  きつい登りを終え穏やかな尾根を進むとA小屋に約6時間半で到着。ここでようやく晴れ間が覗きはじめた。今年は長雨が続き、高山植物の開花が今ひとつのようだ。シナノキンバイが少し咲いている程度でコバイケイソウの花は全く見えない。もう終わったわけではないだろうが・・。しばらくの休憩の後さらに大きな山を一つ越えると今日の目的地に午後3時過ぎに着く。
  夕食まで約2時間あるので、早速釣りに行く。といっても標高差200m下るのだが・・バテバテの身体に鞭を入れようやく源流に到着。ところどころ雪渓が渓を埋めているがイワナは適度に顔を覗かせてくれ、初めてのひろきちさん君は喜んで写真を撮っている。
1時間弱釣りを楽しみ、再度山小屋まで登り返すが、JB23さんは完全にグロッキー。
どうも今日の行程は生粋のFFMには厳しすぎたようだ。
しかし、素晴らしい景色を眺めながらビールを飲んでいると、疲れも完全に忘れてしまう。

7/31 快晴
  快晴の中、殆どの登山客が出発した後、ゆっくり歩きだす。所々熊が通った跡を確認しながら、朝の素晴らしい景色を見ながら1時間程歩き適当な場所から渓底を目指して急降下するが、ここは熊に襲われても悲しむ人が少ない?ひろきちさんを先頭に下ってもらうことにする。
  標高差300m程を下るとようやくD渓についた。出発してから約1時間半、まだ活性は低いが、そこは釣り馬鹿、早速ロッドを振る。渓幅は狭いが、3人で交互に釣り上がるが、25〜28p前後のイワナが釣れ始める。せっかくネットを持参したのだが、5Xで余裕の牛蒡抜き!ひろきちさんは豪快に牛蒡抜きしたイワナをまた丁寧にネットに入れ写真を撮っている。ちなみに私とJB23さんは殆どネットを使わず、無造作に手づかみにして写真をとっている。(一応、水で手を濡らしていますが・・なお私はカメラを忘れてしまい、両君のカメラのお世話に)
  しかし、あまりに釣れ続くのでひろきちさんはすっかり時間を忘れている。雪渓が出てきたところでロッドをたたみさらに遡行を続け、デカイ雪渓が出てきたところで、小さな涸れ沢を詰めること1時間半で登山道に出る。ようやく5時過ぎに最後の登山客として小屋に到着し連泊することとなった。
  しかし、今日は宿泊客が多く布団1枚に2人という悲惨な夜となってしまった。
 
 早朝の雨のなか登りはじめる(JB23さん、ひろきちさん)
早くも雪渓が出てくる。今年は雪が多いようだ!
雨の中、さらに歩みを・・バテバテ?のJB23さん
美しいクルマユリが気持ちを和ませる
目的の小屋まであと少し
源流でロッドを振るひろきちさん
日本最高所のイワナ(JB23さん)
雪渓の前で(ひろきちさん)
初日の素晴らしい夕暮れ
翌日は遠くに槍ヶ岳を眺めながら渓へ向かう(JB23さん)
さっそく良型を上げるひろきちさん
黒部のイワナ(ひろきちさん)
だいたいこんなサイズ(魚留)
JB23さんも次々と
大きな雪渓が出てきたところから涸れ沢を1時間半程の登る








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