2003/6/1  魚止を探る


  季節はずれの台風4号が九州東部に大雨を降らせ、どこの渓も釣りにならない。しかし、ここ2週間ロッドを振っておらずどうしても渓に行きたくなり、夜が明ける前に車を走らせ、目的の渓には暗いうちに着いた。流石に台風の翌日は車が一台もないが、闇の中からものすごい増水の音が聞こえてくる。
 明るくなって渓に下ると、40p以上増水しておりドライでは無理である。ルースニングを試みるも流れが強すぎ、白泡ばかりでまともなポイントもない。しょうがなくアウトリガーに切り替えると早速当たりがあった。しかし、6、6Fのショートロッドでアウトリガーとはしまらない。ちなみに、この渓はイワナしかいない貴重な場所である。
 数匹のイワナを釣り遡行を続け、水量が少なくなってきたところからドライに換える。やっぱりフライはドライが気持ちいい。昔、魚止と思っていた地点からさらに上流に進むと小さな滝が。泡の切れ目にフライを流すと魚が浮いてきた。数回流してようやく喰わえてくれたイワナは尺にやや足りないまずまずのサイズだった。
 さらに遡行するが、魚影を見ることはできず納竿とする。本来なら水が無くなる地点なのだろうが、台風の影響でまだかなり水量は多い。そのまま渓を渓を下る予定だったが踏跡を見つけ尾根筋まで登り別の道を下り、1時間近くかかって車まで戻り渓を後にした。
 かなり増水している
アウトリガーで釣りのぼる
魚止が近い。苔むした渓
魚止の最後の一匹
上流は意外と明るく開けていた








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