２００３／３／２１　　花回廊の渓

　今日から３連休でどこの渓も人が多そうだ。午後に家庭の予定が入り、午前中しか釣りができない。
　早速車を走らせるともう主なポイントには他県の車が停まっているが目的の場所は車が見あたらない。ここの大場所を最近入手した＃５のロッドで探ってみる。このロッドは知人からノリエ・オークションで落札していただいたもの（中古）だが、スムーズにラインが伸びて気持ちがいい。だが、残念ながらまたしても魚の気配は感じられず、支流へと車を走らせる。

　大場所に咲く菜の花

　　支流入口の桜も４分咲きだろうか？良い釣りができそうな予感がする。＃３のロッドで軽快に釣り登るが、いきなりチビが顔を出した以外は全く反応がない。おかしい？良く見ると昨日入渓したであろう足跡がある。もともと魚影の薄い渓なので抜かれてしまったらしばらく釣りにはならないだろう。期待に反した釣果となったが、渓のほとりにの一軒家が大切にしている可憐な草花が、心を癒してくれた。
　再度移動し、かつてはライズがひんぱんにあった場所に行ってみる。昔かしのような良い思いはできないだろうと、あまり期待せずに川面を観察すると意外にもライズがある。流下してくるダンを補食しているようで、スプラッシュライズになっている。胸をときめかして＃１８のダンを流すが風が強くなり思うようにキャストできない。もともと下手なうえに強風となり苦戦をしいられるが。数回キャストすると具合良くフライが流れ魚がで、手元まで寄せると２５㎝くらいのギンケしたヤマメだ。写真を撮ろうかと良く見ると尾鰭の上端が変形している。放流物の残りだろうか？しかしここは成魚放流はしないはず？どうも写真を撮る気にはならずそっと川に帰し、ロッドをたたんだ。

支流出会いの桜も四分咲き

綺麗な流れだ

川面に咲く可憐な花（シシウドみたい）

山の中の一軒家　寂しくないのだろうか？

一軒家の庭先で

山吹みたいな花

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