2002/9/23  秋の渓


子供の運動会で疲れた身体を夜の渓で休ませに前の晩から渓に入る。隣の車の登山者と酒を酌み交わし、自然や山についての話で盛り上がる。柳川から来たという彼は、連休に市房山を登り、こちらの山に初めて来たという。夜中から雨が降り始め、魚の活性が上がることに来してシュラフに潜り込む。

夜明け前に朝食を済ませ、とある渓へ向かう。まだ薄暗くて肌寒く、長袖を着ることにする。長袖を着るのは、5月中旬以降久しぶりである。本格的な秋の気配だ。渓をしばらく登ってロッドにラインを通す。とあるポイントでまあまあの魚影が見えた。#14カディスをキャストすると、3投目でゆっくりと吸い込んだ。まあまあのサイズであるが、どうも体色が黒い。また今日もイワナが釣れた。オレンジの着色班点が濃いニッコウイワナで、無秩序な放流にやるせない気分になる

しばらく進んだポイントで、でかい魚影が見え、注意してキャストするとゆっくりと吸い込んだ。でかいが引きはやや弱く、魚体も細く黒っぽい。またイワナか?と思って強引に寄せると33pのエノハだ。しかしが、胸鰭が異様にでかく、黒部のイワナと同じように胸鰭が横に広がっいる。源流の厳しい環境を物語っている魚体で、先日の30pのエノハと同じようにかなり痩せている。しかし、顔つきはさすが源流のエノハで、しばし見とれてしまう。

その後、数匹のエノハを追加して9時過ぎにはロッドをたたみ、山道を歩き車へと向かう。山里へ下ると、アキアカネの群れが本格的な秋を教えてくれていた。



夜明け前に渓へと向かう
 
今日もイワナが釣れ、ショックである
33pのエノハ。すごい胸鰭だ
かなり痩せており、厳しい環境を物語る
これくらいのサイズが丁度良い?
アキアカネが本格的な秋を知らせてくれた
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